大阪で外壁塗装に最適な季節は?おすすめのタイミングを紹介

大阪で外壁塗装を行う場合には、外気温や湿度、天候に注意する必要があります。
時期を誤ると塗料の渇きが遅かったり、定着しづらかったり、工期が伸びてしまうこともあります。
大阪で外壁塗装を行う際の季節ごとのメリット、デメリットをご紹介します。

外壁塗装に適した条件

外壁塗装を行う際の作業環境は、気温5度以上、湿度80%以下で雨、風、雪の影響がない季節が適切と言われています。
大阪であれば、一年を通して気温5度以上はありますが、梅雨時期の湿度に気を付けることが大切です。
また、気温や湿度の条件の他、窓を閉め切ったままでも支障がない季節を選ぶ必要があります。
窓を開けたまま外壁塗装を行ってしまうと、塗料の匂いが部屋中に充満してしまいます。
塗料に有害性はありませんが、施工中は窓を開けるのを控えましょう。
大阪の夏は暑く、一定期間窓を閉め切ったままにするのは難しい為、梅雨時期と夏は避けるようにします。
このことから、大阪で外壁塗装を行う季節は春、もしくは秋が適切であることが分かります。
秋は空気が乾燥していて、気候も穏やか、塗料が乾きやすく外壁塗装に適しています。
お盆や年末年始のイベントに間に合わせたいという方は春に施工するのがオススメです。

あえて梅雨時期に施工するのがお得なことも

気温や湿度から春、もしくは秋が適切とお伝えしましたが、あえて梅雨時期を選ぶというのもメリットがあります。
施工期間は長くなるものの、塗装業者の受注数が減り、暇になるので梅雨時期の外壁塗装を格安で提示している業者も多くあります。
外壁塗装自体が安い買い物ではないので、少しでも費用を抑えたいという方にオススメです。
仕上がりの心配もあるかも知れませんが、大阪という土地や気候を理解している、湿度の高い時期でも定着しやすい塗料を選択することで解消することが出来ます。

家を劣化させない為に!大阪で外壁塗装をするタイミング

大阪に戸建てを持つ方のお悩みの一つとして、外壁塗装をするタイミングがあります。
経年劣化で汚れが気になってきた、ご近所さんが塗りなおしを行っていた、法事の前など親族が集まる前に綺麗にしたい等様々な理由があります。
外壁塗装は、時間も必要もかかる工事です。
大阪で外壁塗装をする時期の見極め方についてご説明します。

築10年が目安

家を長く持たせるには、築10年で一度外壁塗装を行うのがいいと言われています。
日本における住宅の平均寿命は約40年で、これはアメリカやヨーロッパの3分の1の年数です。
理由は、日本の気候にあります。
日本は場所にもよりますが、大阪を含めて全国的に高温多湿な気候で、古くからある日本家屋は、湿気を逃がす為に壁には湿気を吸収する土、基礎にも檜や欅など湿気に強い素材を多く使用していました。
現代では、基礎にコンクリートが使われるようになったことで、床下や、住宅全体の風通しが悪くなってしまったことや、技術が進み住宅の気密性が高くなったことで湿気が外に逃げづらい構造になったのです。

なぜ築10年目の塗装がいいのか

大阪のほとんどの住宅が「窯業系サイディングボード」の外壁です。
窯業系サイディングボードはセメントが主成分ですので、防水効果は全くと言っていいほどありません。
防水性のある塗装を行い出荷されていますが、その効果も約5年から10年でなくなってしまいます。
防水性が切れると、保護されていない外壁に特設紫外線や雨水が当たってしまい、外壁材はもちろん構造の劣化、室内への雨漏りにつながってしまいます。
また、大阪は雨風などの自然災害が多い地域ですので、10年を待たず、7年程度で外壁塗装をお願いするといいでしょう。
外壁塗装を行うことで、見た目も新築同様綺麗になり、住宅の安全性も高まります。

大阪で外壁塗装を行うべきタイミングはいつ?劣化のサイン

大阪府内で戸建てをお持ちの方の中には、外壁塗装を行うタイミングにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
通常、外壁塗装を行うタイミングは、施工から10年と言われていますが、外壁の状態によっては早急処置が必要な場合もあります。
大阪で外壁塗装を行うべき、外壁塗装の劣化のサインについてご説明します。

色褪せ

一番わかりやすいのは色褪せがある状態の時です。
早急に外壁塗装を行わなくてはいけない状況ではありませんが、一つの目安として覚えておく必要があります。
色褪せの状態は、建物表面に塗られた塗膜の劣化が始まっている証拠です。
色褪せは紫外線の影響で、樹脂が破壊されて起こる現象です。
樹脂は外壁の色の材料である顔料を保護している為、樹脂が破壊されると顔料も劣化します。
劣化が進むと、建物の構造自体に影響を及ぼす可能性もありますので、色褪せの段階で塗りなおしを行うことで建物を長く綺麗に保つことができます。

チョーキング現象

「チョーキング現象」とは、外壁に手で触れた時に、白い粉が付く状態のことです。
これは強い紫外線や直射日光、風や雨などで外壁塗装が劣化することで起こります。
色褪せの状態の段階で、顔料が劣化すると顔料の元の状態である粉状に戻ろうとする性質があります。
この粉状に戻ろうとする段階で表面に粉が出てきた状態がチョーキング現象です。
大阪は夏には30度を超す日が通常な程、紫外線量が多く、チョーキング現象が起こりやすい地域です。
このチョーキング現象は、建物を劣化させないギリギリのラインとなりますので、発見後早い段階で業者に依頼するようにしましょう。
建物の方角や大阪の日照時間によっても発生する面積が違うので、地元の業者に依頼するのが得策です。

塗膜の膨張、剥離

外壁の塗膜が膨張していたり、剥がれたりしていると建物内部へ雨水が侵入し、外壁コンクリートにひび割れを起こす恐れがあります。
大阪は台風で水の影響を受けやすいので特に注意が必要です。
塗膜が膨張して、コンクリートにひびが入ると、カビの原因や建物の強度低下にもつながります。
ひび割れを起こさない為にも早急に外壁塗装を行う必要がある状態です。